T1F(1階)部分
@ 引き込み口の幹線用電線は、配線用遮断器(以下「B」と記す。)容量が100Aなので、許容電流が100A以上の22□(許容電流115A)以上の電線を用いる。
A 全長が分岐点から12.3mなので、分岐点からジョイント2までの配線を、100×0.55=55(A)以上の許容電流の電線とする。
B よって、分岐点からジョイント1まで許容電流が8□(許容電流61A)以上の電線を用いる。
U2F部分
@ Bは分岐点より5.3m(3m以上8m以下)に取り付けられているので、許容電流が55(A)以上の電線を用いる。
A よって、ジョイント1〜ジョイント2までの配線は許容電流が8□(許容電流61A)以上の電線を用いる。
V3F部分
@ Bは分岐点より12.3m(8m以上)に取り付けられているが、ジョイント2から7mのところにあるので、ジョイント2からBまで許容電流が100×0.35=35(A)以上の電線を用いる。
A よって、2.0φ(許容電流35A)以上の電線を用いる。
図 2-2a
注:各ジョイントからBまでの配線は、IV2.0φ(許容電流35A)を使用する。
1、配線が全てVVF若しくは管工事によるもの。
図 2-3
T1F(1階)部分
@ 引き込み口の幹線用電線は、容量が100Aなので、IVの許容電流が100/0.7=143(A)以上の電線の38□(許容電流162A)以上の電線を用いる。
A 幹線から分岐点までの全長が12.3mなので、分岐点からジョイント2までの配線を、IVの許容電流が100×0.55/0.7=79(A)以上の電線とする。
B よって、IVの許容電流が88Aの14□以上の太さの電線を収めた管又はケーブル工事を行う。
U2F部分
@ Bは幹線の分岐点より5.3m(3m以上8m以下)に取り付けられているが、3FのBまで12.3mの配線の一部なので、IVの許容電流が79A以上の電線を用いる。
A よって、ジョイント1〜ジョイント2までの配線はIVの許容電流が88Aの14□以上の太さの電線を収めた管又はケーブル工事を行う。
V3F部分
@ Bは幹線の分岐点より12.3m(8m超過)に取り付けられているが、ジョイント2から7m(8m以下)のところにあるので、ジョイント2からBまでIVの許容電流が100×0.35/0.7=50(A)以上の電線を用いる。
A よって、IVの許容電流が61Aの8□以上の電線を収めた管又はケーブル工事を行う。